大学院カリキュラム

咬合医科学入門

授業概要

歯科補綴学における咬合の歯科学および医科学的意義に関する基礎的な講義を行う。歯科学的には咬合の基盤となる顎関節の解剖、咀嚼筋の解剖と活動、そしてそれらの協調の結果現れるスタティックな咬合様式とダイナミックな下顎運動を学び、顎口腔系における咬合のリハビリテーション手法を理解する。

授業計画

  • (1) シーケンシャル咬合の基本 8コマ
  • (2) 額関節症・口腔顔面痛・歯科心身医学の基本 8コマ
  • (3) 咬合と高次脳機能の基本 4コマ
  • (4) 積極造形法による義歯製作のコンセプト 2コマ
  • (5) フレイルの予防・脱却を目指す健康増進支援システムのコンセプト 2コマ
  • (6) モダン咬合学のコンセプト 2コマ
  • (7) 咬合治療に関する倫理教育 4コマ

咬合医科学実習

授業概要

歯科補綴学における咬合の歯科学および医科学的意義に関する基礎的な講義を行う。歯科学的には咬合の基盤となる顎関節の解剖、咀嚼筋の解剖と活動、そしてそれらの強調の結果現れるスタティックな咬合様式とダイナミックな下顎運動を学び、額口腔系における咬合のリハビリテーション手法を理解する。医科学的には咬合が影響する高次脳機能および自律神経機能に関する基本的知識を学び、咬合条件が生体に与える影響を理解することを目的として開講する。

授業計画

  • (1) 顎関節、咀嚼筋解剖実習 8コマ
  • (2) 下顎運動計測実習 8コマ
  • (3) 咬合再構成実習 16コマ
  • (4) 脳機能計測実習 8コマ
  • (5) 自律神経機能計測実習 4コマ
  • (6) 心身医学的医療面接実習 16コマ

高度咬合医科学特論

咬合状態や口腔内に装着する補綴装置(全部床義歯、部分床義歯)が生体に及ぼす影響を把握する目的で高次脳機能活動と自律神経活動から得られる生体反応について学ぶ。特に、咬合違和感を発症する病態について高次能機能(脳血液量の計測)、自律神経活動(交感神経と副交感神経の活動)、心理面(心理テスト)などのファクターから解説する。さらに口腔内装置の条件の違い(義歯の材質や設計)について高次脳機能(脳血液量の計測)、自律神経活動(交感神経と副交感神経の活動)、心理面(心理テスト)などのファクターから解説。

授業計画

  • (1) 補綴装置の形態と特徴 4コマ
  • (2) 咬合違和感症候群 4コマ
  • (3) 脳の構造と機能 10コマ
  • (4) 自律神経活動 10コマ
  • (5) 心理テスト 2コマ

デジタル補綴咬合医科学特論

歯科における3Dプリンターは、クラウン、ブリッジ、有床義歯、さらにはプロビジョナルやスプリント、マウスガードなどに対応可能と考えられる。当分野では特に高齢者に対する有床義歯(全部床義歯、部分床義歯)に関して3Dプリンターの特徴を応用した新たな構造とその制作方法、同時に新たな材質および歯の欠損を有する高齢者への有床義歯の提供方法について検討している。そして、有床義歯の装着による咬合構築が高次脳機能と自律神経活動におよぼす影響について研究を進め、高齢者のQOLの向上と健康寿命の延長の実現について共に考察する。

  • (1) 従来のCAD/CAM法による補綴装置制作の特徴 4コマ
  • (2) これからの積層造型法による補綴装置制作の特徴 4コマ
  • (3) 世界初の一体型有床義歯製作法について 8コマ
  • (4) 歯科用インクジェット材料の特徴について 6コマ
  • (5) 健康増進支援補綴装置の革新について 8コマ
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